皮膚がん

皮膚がんの早期発見〜メラノーマの場合

皮膚がんには大きく分けて,<表皮がん>と<悪性黒色腫(メラノーマ)>があります。ここでは皮膚がんの中の,メラノーマについて,主な早期発見のポイントを挙げます。

・色は全くの黒色,もしくは黒色に茶色が混っている(まれに癌の一部が自然に治って皮膚の色となっていることもある。また,極めてまれに,皮膚色もしくは紅色の無色素性メラノーマもある)。

・しこりの周りに墨がにじみ出たように見える場合は要注意。

・爪の下にできると爪に黒いスジが入ったように見える。

・直径5mm以下ならまず大丈夫だが,数カ月から1年で急に直径6mm以上になった場合はメラノーマの疑いあり。

・ペンシルチェック。癌と思われる部位に鉛筆のお尻を当ててみて,はみ出すようであれば要注意。

皮膚がんの中でも,メラノーマは進行が早く,治療が手遅れになると生命にも関わる恐ろしい癌です。しかし,早期に発見できれば,ほとんどの場合,手術によって完治できる皮膚がんでもありますので,メラノーマの疑いがある場合は,早期に検診を受けるようにしたいものです。

皮膚がんと環境問題

皮膚がんは,癌が出来る場所が皮膚であるだけに,早期発見が比較的容易な癌です。とはいえ,それはあくまでも<医者が診れば皮膚がんとわかる>という話であり,当人が検査を受けなければ話になりませんから,油断は禁物です,

皮膚がんに限ったことではありませんが,近年の癌の増加には,環境問題が絡んでいます。特に皮膚がんの場合は,オゾン層の破壊による,地表に届く紫外線量の増加の影響も大きいとされています。また,農薬や食品添加物,大気汚染や水質汚濁などによる,発癌性物質の摂取による影響も無視できません。

このように,現代人は癌になりやすい環境に身を置いているわけですから,皮膚がんについても,少しでも疑いを感じるようでしたら,検診を受けることが望ましいでしょう。